簿記と会計の再発明 (確実性を求めて)
realNuun 伊藤穰一さん @Joi の2016年のこの記事、今日の登壇内容に近い話が詳しく書かれていておすすめです https://gyazo.com/55b7888e2667d7519980ebed134cb833
>ntszw: #PluralityTokyo で @Joi さんのキーノートを聞いた。今までブロックチェーンの凄さについて何も理解できていなかったことがわかった。夜中3時まで起きててよかった。 こちらにノートをまとめています。
ntszw 1. ブロックチェーンは会計制度を再構築する可能性がある。実世界とデジタル世界が統合してオラクルなどが実用的になれば、確率的な事象をそのまま会計情報として表すことができる。既存の会計制度では世界の複雑性を十分に捉えられていなかった。 ntszw 2. ブロックチェーンは契約やトランザクションをプログラムに組むことで世界のビジネスやガバナンスのスケーラビリティを莫大に上げるかもしれない。これと同時にセキュリティやプライバシーをデフォルトで組み込むことができると大きい。 ntszw 3. ブロックチェーンは「お金に買えられない価値」をスケールすることができる。大学学位など、お金で買えないものを中心として成り立つ経済をユニバーサルにスケールする試みはなかった。我々は資本主義から外れた新しい考え方や文化を追求できるようになる。 ntszw だが、現実として実世界との統合が難しい点や、計算リソースのスケーリングに関する問題、ユーザービリティやリスク管理の問題などがあり、現在の形のブロックチェーンによる社会変革は難しいという考えは変わらない。ブロッカーを取り除き、どれだけこの技術の可能性を引き出せるかがポイント